これは、2011 年夏に、スイスを旅行した時に撮影した写真です。
JTB のパックツアーなので、鉄道とバスを使っての移動はスムーズでストレスフリー、ホテルもレベルが高く至極ラクチンで快適なものでした。
スイスの山岳風景は先ず、名峰ユングフラウと、その麓の街インターラーケンからです。
３回目のユングフラウ訪問にして、ようやく観ることができた雄大な景色です。今回は天気が味方してくれました。正に快晴のお天気で、観光日和でした。過去２回、10月中旬と1月初旬に訪れましたが、いずれも吹雪のため景色はまったく観られませんでした。
ユングフラウヨッホへの途中駅、アイスメーア駅の展望台からの眺めです。この駅は、標高 3160m の位置にあり、大きな窓越しの撮影となるため、若干の写り込みなどがあります。
ここからは頂上である、ユングフラウヨッホ、Top of Europe 標高3571m からの眺めです。１枚目の写真と比べると、標高の高さがご理解頂けるかと思います。
雲は多いのですが、これだけ展望が開けているのは本当にラッキーでした。
正に Top of Europe ですね。
アレッチ氷河です。人によってはアレッジ氷河と表現する方もいますが、どちらが正しいのかはわかりません。
ドイツ語では、Aletschgletscher と書きます。
ここはアルプス山脈最大の氷河で、2002年時点の記録では、氷が一番厚いところで 900m、全長 23.6 km、面積 117.6 平方km となっています。しかし今現在は地球温暖化の影響で、かなり変貌しているのではないかと思います。
上の写真と同じ場所を、望遠レンズで拡大撮影したものですが、これでも APS-C サイズカメラで 75mm レンズですから、フルサイズ換算で 120 mm にしかなりません。望遠と言っても大したことはないのですが、それだけ雄大な景色だと言うことです。
８月上旬でもこの雪、というか氷、の量です。アルプスは本当に切り立った岩山が多いです。
この日は絶好のハイキング日和でした。ゆっくりと遊歩道を下って行くと、カランコロンとカウベルの音が聞こえてきます。
正に、アルプスの小女ハイジの世界です。
画面右端に、大きな滝が見えます。
シュタウプバッハの滝で、落差 300m もあります。かつてこの地に滞在していたゲーテの作品にも登場する滝だそうです。
日光の華厳の滝が落差 97m ですから、いかに大きな滝かが解ります。
インターラーケンの街から望む、夕陽に輝く万年雪です。
一日のエンディングです。
次は、モンブランです。
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