オランダ KIP と 英国 Lunar のキャラバン

このブログは2013年2月に、みんカラというクルマ関連のSNSにアップしたものをベースに、再度編集したものです。
使用した写真は、2005年~2007年頃に撮影したもので、ここに登場するキャラバンは、現行型とはかなり異なります。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

オランダ KIP社 のキャラバンです。
このメーカーのキャラバンは日本では少数派なので、展示場以外で3台も並ぶのは極めてめずらしい光景です。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

KIPのキャラバンは、特に足回りにカネをかけているなあという感じの設計をしています。小型軽量のモデルでもアルミホイールが標準装備されていたり、足回り各部の造りがしっかりしています。
仕事仲間のドイツ人に話を聞いたところ、オランダ人のキャラバンナー(キャラバンを牽引する人)の多くは、夏のバカンスシーズンにスペインやポルトガルなど、物価が比較的安く、何より陽射しをいっぱい浴びられる場所で、のんびり過ごすことを好むそうです。
オランダから一度に長距離走行となる訳ですから、必然的に長距離走行が可能な、足回りのしっかりとしたキャラバンが必要とされる訳です。そのため、タイヤも実績のある銘柄が選択されています。それが原因なのかどうかは不明ですが、日本での KIP の販売価格は、他のメーカー・ブランドの同一クラスのキャラバンと比較すると、高めに設定されています。この KIP というメーカーは、夫婦で使うことを主眼に置いているようで、ファミリー向けの2段ベッド仕様がラインアップされていないところが残念です。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

KIPの向こうに見える2台は、イギリス LUNAR社 のキャラバンです。
このメーカーのキャラバンも、日本では少数派といえるでしょう。
この時は、少数派ばかりが勢ぞろいした感じです。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

我が家の初代キャラバンである、英国製 Lunar Euro 450 です。2005年7月に中古で購入したものです。当初は初代エルグランド (E50) で牽引していました。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

車体中央部の縦に長いカバーは、最初のオーナーが取り付けたウインドエアコンの排気口です。ウインドエアコン本体は、クローゼット内に設置されていて、冬季は外して自宅で保管し、暑くなってくると取り付けて、クローゼットの扉を外して使っていました。
英国製キャラバンの外観上の特徴は、フロントの3枚に分割されたウインドウです。これは現在でも継承されているデザインです。また、英国車は給水タンクが外付けとなっていて、アクアロールというドラム缶状の 40L 入りプラスチック製タンクをキャラバン脇に設置して、水中ポンプで吸い上げる構造です。これも現在まで引き継がれているやり方です。キャンプ地に到着してから、アクアロールを転がして給水場所まで運びます。この運搬のときは、運動場を整地するローラーのように専用金具で挟んで転がします。このため、40L の水が満水でも、比較的容易に運搬することができます。下の写真の車体下部前方の小さいカバーが、給水ポンプの取り付け口です。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

英国製キャラバンのため、エントランスは左に付いています。ドア脇のグリップはオプション品で、90度回転してドアをロックするようになっている防犯グッズです。
もう1点英国キャラバンの特徴としては、バッテリーの格納方法があります。英国製だけは、車体外側からしかバッテリーにアクセスできない構造となっていて、バッテリー格納庫が独立しています。これは恐らく英国の車輛基準に規定があるためだと思います。

他国のメーカー・ブランド製車輛でも、左エントランスの英国仕様がありますが、その場合は上記の通り、水タンクとバッテリーが英国仕様となっている可能性がありますので、販売店に確認が必要です。

もうひとつ最近の英国仕様キャラバンの特徴としては、ガスオーブンを標準搭載しているモデルが多いことです。自分には電子レンジの方がありがたいのですが、何故か英国人はガスオーブンを好むようです。恐らくパイを焼くためではないかと想像しています。

KIP & Lunar Caravan by Disco-4@東京©

英国仕様のキャラバンは、英国調の内装が特徴的なのですが、現在 Lunar 社のキャラバンは輸入されていないようです。


https://www.trailerdego.com/?p=4259





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