2022年型新型カングーに試乗

ルノー練馬で Twingo のタイヤを冬仕様から夏仕様へ履き替えをお願いしている間、2022年型の新型カングーに試乗させてもらいました。今回は 1.5L ディーゼルターボと 1.3L ガソリンターボの両方を試乗できるという、恵まれたチャンスでした。走った時間はどちらも20分程度で、ディーラーの周囲をグルッと一周するだけでしたが、どちらの仕様も満足のいくものでした。


先ずは 1.5L ターボディーゼル仕様から。
パワーとトルクは、116ps/3750rpm  27.5kgm/1750rpm です。


デザインの好き嫌いは別として、これはやはりカングーだとわかるスタイリングだと思います。過去我が家で活躍した5ナンバーの初代小カングー(ルノー練馬から購入した最初期型の 1.4L と最終型の 1.6L 合わせて17年愛用した 4AT 仕様)と比べると、随分と立派になりました。変速機も今や 7速EDC 搭載で、シフトもスムーズです。


荷室の広さも相変わらずです。2代目の通称デカングーから横幅が急に広くなりました。これは貨物車として使用する際に、ユーロパレットと呼ばれる EU 域内で標準化されたサイズのパレット(フォークリフトを使って重量物を扱う際に使用する木製の台で、サイズは 80 x 120cm と日本の JIS 規格標準サイズ 110 x 110cm とはかなり異なります)を積めるようにしたためです。日本向けは乗用車仕様のため、内装が立派になった分開口部の寸法が貨物仕様と比べてちょっとだけ減っているようです。


ホイールベースも初代の 2600mm から、今や 2716mm まで延ばされました。この結果、リアシートの足下スペースもラクラクです。シートの座り心地もいいですね。


相変わらずフロントシート頭上には、荷物棚が装備されています。
頭上空間もたっぷりあることが解かります。


運転席廻りも立派になりました。クラスが2段階くらい上がったように感じます。


サイドブレーキも今や電動です。シフトをPにすると、自動でサイドが掛かります。


助手席前のダッシュボードは、何やらヘアライン加工のような化粧が施されています。


タイヤはコンチネンタルのエココンタクトで、サイズは 205/60R16 H XL 仕様が装着されていました。このタイヤは、ディーゼルとガソリンどちらにも共通です。


肝心の走りですが、ディーゼル特有のサウンドが室内でも聞こえるものの、音量は抑えられているのでオーディオをオンにすれば気にならないレベルだと思います。アクセルオンからの反応は、ディーゼルエンジン車らしいものです。ネットで見た試乗記などでは出足が鈍いと書かれているものもありますが、ディーゼル特有のピックアップの良さというか、スタート時のトルクで走る力強さを感じます。ガソリンエンジンの回転を上げて引っ張る感じとは、明確に異なります。これも好みの問題ではないかと思います。感心したのは、このホイールベースの長さが要因のひとつだとは思いますが、乗り心地がいいことです。もはや商用車のレベルではありません。完全にフランス製乗用車の乗り心地です。路面のうねりをいなす感じがいいですね。今回はちょい乗りインプレッションなので、後日じっくりと乗ってみたいと思いました。


左ミラーには、アンダーミラーが装備されました。安全確認、大事ですね。


サイドミラー付け根にある小窓からの見え方です。


この小窓をもってしても、軽ワゴンの半分くらいが隠れてしまいます。この辺りはボディー強度との絡みもあるので、難しいところだと思います。貨客両用ですから、恐らくはルーフに荷物を載せることを前提にした設計なのだと思います。安全確認には頭を少し動かす必要がありますね。


助手席前のグローブボックスです。取説や車検証がちゃんと収納できるサイズになっています。


ドライバーの前には、メーターパネル上部にこのような収納があります。中には DC12V のコンセントと USB ソケットが2ケ装備されています。


リアシートの中央から見た眺めです。視界が広いですね。初代小カングーを購入する決め手が、この視界の良さでした。ドライバーズシートに座ると、何だかウキウキしていたのを思い出しました。


スピードメーターはデジタル表示のみで、その廻りをタコメーターが囲みます。


偶然前にいたグロリア・ブロアム4ドアハードトップです。このクルマも今となっては珍しいクルマになりました。目線がグロリアの車高と同じくらいの位置にあることが解かります。


この紺色のクルマは、1.3L ガソリンエンジンモデルです。エンジン以外はディーゼル仕様と共通です。
パワーとトルクは、131ps/5000rpm 24.5kgm/1600rpm です。


このエンジンブロックは、カングーやルーテシアなどに搭載された 1.2L ガソリンターボエンジンです。ターボチャージャーを含む補器類はすべて取り外してあるので、かなりコンパクトに見えます。ディーラーのショールームにエンジン単体の展示って、あまり見ないですよね。


2代目の通称デカングーのミニチュアです。




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