New Defender 110 に試乗してきました!

遂に New Defender 110 に試乗できました。

New Defender 110 at Jaguar Land Rover Mishima by Disco-4@東京©


いつもお世話になっているジャガー・ランドローバー三島店さんのご協力で、New Defender 110 への試乗が実現しました。
ショールームの展示車輛は、従来の Defender を連想させるシュノーケル付きのエクスプローラーパック仕様になっていました。

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リアのラダーは、愛犬の乗降を手助けするためのものですが、自分はサンダーバード2号から出てくるジェットモグラタンクを想像してしまいました。ラジコンのディフェンダーとか出てきたら面白いでしょうね。

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右側面に装着されたパニアケースです。
Land Rover では、サイドマウントギアキャリア と呼ぶそうで、容量は 24L あるそうです。

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ルーフのキャリアがいかにもという感じです。

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展示車輌が履いていたタイヤです。

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シュノーケルが付くと、よりハードなオフローダーという感じですね。
Land Rover では、レイズドエアーインテークという名称になっています。

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シュノーケルの裏面です。エアーはサイドミラー上面から上の部分で吸入するようです。

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愛犬用のケージもオプションで用意されています。

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試乗車はフジホワイトのスタンダードモデルです。
110 なのでエアサスが標準装備となります。
今回の試乗は営業担当氏同乗の、所謂ディーラー試乗となりますが、三島という場所柄か都内では経験できない内容の試乗コースでした。

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日本市場に導入される New Defender は、現在のところすべて直列4気筒の 2000cc ターボチャージャー付きガソリンエンジン搭載で、変速機も 8速ATとなります。このエンジンが 300 馬力を発揮するのですから、凄いものです。R32 GTR の 直6 2.6L (RB26) よりも高出力なのですから。しかも発生回転数は 5500rpm と、RB26 より 1000 回転以上低いところで発生します。これも技術の進歩なのですね。最大トルクは 400Nm だそうです。
海外の Land Rover の HP を見ると、towing capacity (トレーラーの牽引能力)は、最低でも 3,500kg と表示されていますから、ヨーロピアンのキャラバンを牽引するには充分な強度が確保されていると言えます。
New Defender は遂にフルモノコック構造となりましたが、今回開発されたプラットフォームは次期 Range Rover や Range Rover Sport にも使用されるようです。

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自分のディフェンダー体験は、早川キャンプ場のオフロードコースでナビシートに座らせてもらった程度しかないので、ここでは自分が所有する約 80,000km 走行した Discovery-4 と比較してみたいと思います。

走り出して先ず気付いたのは、乗り心地の良さです。従来のディフェンダーはトラックのような乗り心地だと耳にしますが、このクルマは完全に次元の異なるものです。オールテレインタイヤ(Goodyear Wrangler) を履いているのに、乗り心地がマイルドなのです。自分のクルマのタイヤ空気圧が高めに設定してあるためか、むしろ New Defender の方が突き上げが少ないように感じたくらいです。営業担当氏曰く「Discovery-5 の方が乗り心地は良い」とのことでしたが、自分にはこれでも充分に納得のいくレベルでした。そもそも Discovery-4 や 5 といったエアサス装備のディスコと乗り心地の比較ができる時点で、従来のモデルとは次元が違うということがお解り頂けるかと思います。エアサスのセッティングは勿論、ホイールベースが長いことや、シートの出来がよいこと、何より骨格となるボディーがガッシリとしていることも好印象に繋がっているのだと思います。

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さらに驚いたのは室内の静かさです。今回高速道路やオフロードは走っていませんが、市街地及び郊外のちょっとアップダウンのある試乗コースを走らせてもらいました。スタート時はゆっくり目の動き出しですが、踏むと 300 馬力が伊達ではないことに気付かされます。登り勾配で 3500rpm まで廻しましたが、道幅の制約もあってそれ以上踏む勇気がありませんでした。それくらい充分に加速します。その時点でも室内では、エンジンが頑張っているなと感じる程度の音量でした。街中を流す限り室内のノイズレベルは、自分の Disco-4 とさして変わらないレベルだと感じました。特に足回りからの音がよく遮断されているのが印象的でした。ハンドリングも想像以上にしっかりとしていて、ある程度の速度でコーナーに進入しても、ロールが Disco-4 に比べてやや深いかなあと思う程度で、すんなりと抜けてゆきました。オールテレインタイヤを履いていてこの身のこなしですから、素性がいいクルマなのだと思います。走行中ビビリやミシミシなどの低級音はまったくありませんでした。

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パニアケースの張り出しも、フェンダーより内側に入っています。

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フジホワイトの Defender 110 と富士山です。富士山が雪化粧していたらもっとよかったのですが、次回チャンスがあれば狙いたいと思います。

New Defender 110 at Jaguar Land Rover Mishima by Disco-4@東京©
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New Defender には 360 度カメラも搭載されていて、このようにいろいろな角度から周囲を確認できます。画面の黄色い線は、タイヤの進路を示しています。道路のセンターライン等ではありません。

New Defender 110 at Jaguar Land Rover Mishima by Disco-4@東京©


下の画面を見ると、側溝にはフタがされているので、脱輪の心配はありません。

New Defender 110 at Jaguar Land Rover Mishima by Disco-4@東京©
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ところが、場所によってはこのように側溝にフタがない場所もありました。対向車とすれ違う際、左に寄り過ぎると脱輪するケースです。その時にこのシースルー機能が活躍してくれました。エンジンフードが消えて、おおよその前輪位置が把握できるのです。これは大変ありがたい安心機能ですね。Disco-4 にも欲しいと思いました。

New Defender 110 at Jaguar Land Rover Mishima by Disco-4@東京©
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シフトはレバータイプに戻りました。ポップアップするダイアルではありません。ポジションも R-N-D の3ヶ所しかなく、P は R の上に位置するボタンを押すタイプです。P にすると、自動的にサイドブレーキも作動します。レバーを左に倒せばマニュアルシフトもできます。
New Defender ではオートエアコンも標準装備で、左右独立して温度設定が可能です。

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スピードとタコメーターのデザインがちょっと変わっていますね。
針はアナログですが、目盛りが部分的に液晶になっているようです。
このメーターのデザインは、どうやらスタンダードモデルだけのようで、上位グレードではフル液晶タイプになるようです。

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これも驚いたポイントです。あれだけの静粛性を実現しながら、内装は部分的に鉄板剥き出しなのです。

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ダッシュボード奥の白い壁面も鉄板です。
あくまでも個人的な印象ですが、乗り心地や静粛性を考えると、ルノー・カングーを4駆にして大型化&装備充実&走行性能をアップさせたようなクルマなのではないかと思いました。それくらい乗り心地と静粛性が際立っていたということです。

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右側面に装備されたパニアケースをサイドミラーで見たところです。
自分は 2.3m 幅のキャンピングトレーラーを牽引しているせいか、後方視界は充分保たれていると感じました。

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展示車輌とはグレードが異なるため、センターコンソールのデザインが簡素化されていますが、非常に実用的ではあります。

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これは展示車輛のドア内側です。
基本的には試乗車のスタンダードグレードと同じようです。

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同じく展示車の後部座席です。リアにもエアコンの吹き出し口があり、温度設定も独立しています。足下の空間も広く、何より立派なシートが採用されているのが解ります。これならご家族にも快適に乗車してもらえますね。

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ラゲッジドア内側にも収納スペースがあります。

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Defender のアイデンティティーとも言える、荷室天井脇の明取窓です。

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さて、快適性がすこぶる進化していて、立派な乗用車となった New Defender ですが、購入するにはいくつかの要検討事項があります。

1つ目は納期です。今から発注しても、仕様によっては1年先となる可能性があります。こればかりは販売店と要相談でしょう。

2つ目はサイズです。全幅2m、全長5mをどう捉えるかです。

3つ目は最小回転半径です。ホイールベースが長いことも一因ですが、New Defender 110 はやはり小回りを苦手としています。

これらがすべて許容範囲内であれば、即ディーラーへ GO するしかないでしょう。それくらい完成度の高いクルマだと思います。


今回ご協力頂いたジャガー・ランドローバー三島店さんのHPのリンク2つを以下に貼っておきます。
ジャガーランドローバー三島店さんは、ALC Motors Group の直営店で、顧客も関東一円をカバーするほど広範囲にいらっしゃいます。これは整備工場にいるクルマのナンバーを見れば一目瞭然です。それだけサービスに定評があるという証だと思います。

http://m043.alc-mg.jp/

https://retailers.landrover.co.jp/mishima












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