これは2012年GWに行った、東北キャラバンの模様について書いています。前のブログで角館の武家屋敷を取り上げましたが、その日は秋田の大館で宿泊して、翌日弘前城を目指しました。
弘前城（含む弘前公園）は、日本100名城に選定され、日本さくら名所100選でもあり、日本の風景100選にも選ばれている、東北の名所です。ゴールデンウィークの頃にさくらが満開を迎えるため、この時期は遠方からも観光客が大勢訪れます。
この年はギリギリ桜の時期に間に合ったようですが、大半は花びらが落ちていました。お城のお濠もこのようにさくらの花びらで埋め尽くされていました。これはこれでピンクの絨毯のようでキレイでした。風が吹くと水面がゆらゆらと揺れて、ピンクの絨毯にうねりが生じます。
緑の苔とのコンビネーションもいいものです。
場所によっては、このように満開のさくらも見ることが出来ました。
このさくらの枝も変わった形をしています。
GWの時期は弘前城のさくらまつりということで、弘前大学のグラスハープ・アンサンブルのメンバーが生演奏をしていました。さくらとグラスハープの音色って、マッチするものなんですね。余韻を残す広がりのある澄んだ音色で、いい雰囲気でした。
こちらは同じく弘前大学のメンバーによる、津軽三味線の生演奏です。
さくらをバックに聴く三味線の音色も乙なものです。
あたり一面ピンクの絨毯でした。
赤い欄干の下乗橋と、ピンクの絨毯です。
国の重要文化財に指定されている、弘前城です。
徳川幕府の時代に築城されたもので、城壁が白く塗られています。
天守閣を備えたお城で、現存する12天守のひとつに数えられています。
石垣の隙間に積もったさくらも、風情を感じさせます。
江戸時代末期の陣羽織です。
モノトーンで描かれた龍の絵柄に迫力を感じます。
江戸時代末期の火縄銃も展示されていました。
裃（かみしも）のサイズから、この頃の成人男子の体形がどれほどのものだったのか思いをはせてしまいます。
天守から眺めた下乗橋です。
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