GR Supra を見てきた

友人から GR Yaris の展示車があると聞いて、埼玉県のGR Garage さいたま中央に行ってきました。残念ながら GR Yaris の展示は1週間だけの期間限定とのことで、ショールームに展示車はありませんでした。
しかし敷地内には第5世代目となる DB 型 スープラ 「GR Supra」 のプロミネンスレッドとメタリックホワイトが各1台屋外展示されていたので、外観のみですが撮影してきました。

         
このクルマは直列6気筒エンジンを搭載するために、BMWとの共同開発となっています。エンジンやシャシーなどのプラットフォームは、BMW Z4 の第3世代 (Model G29) と共通ですが、BMWのボディーはロードスターなのに対して、スープラはクーペボディーとなっています。生産はオーストリアのグラーツという都市にある、マグナ・シュタイヤ社の工場で行います。4駆好きの方はご存知だと思いますが、マグナ・シュタイヤは、シュタイヤ・ダイムラー・プフの一部門だった会社で、現在でもメルセデスEクラスの 4 MATIC や BMW X3 などの4輪駆動車を生産しています。また、Audi TT, Peugeot RCZ, FIAT Bravo なども生産しているOEM専門メーカーです。つまり GR Supra は海外生産の輸入車なのです。
            


横から見ると、ロングノーズ・ショートデッキの典型的なFRスポーツカーのスタイルをしています。それもそのはずで、このクルマは純粋な2シーターモデルで走りに徹しています。ホイールベースは弟分の86より 100mm も短くされ 2470mm となり、ワイドトレッド化と相まってトレッド・ホイールベース比率は 1.55 となっています。レーシング・カートが 1.14 なのだそうですから、いかに運動性能を高めることに神経を注いでいるかが窺い知れます。搭載されるエンジンは BMW 製直列6気筒 3000cc と同じく BMW 製の直列4気筒 2000cc の2種類で、2000cc 版ではチューニングが2タイプ用意されます。重心位置も 86 より下げられているそうです。組み合わされるトランスミッションは 8AT とのことです。3000cc 版で 340 馬力、51kg のトルクを発する後輪駆動レイアウトのクルマを、右足ひとつでコントロールできるのですから凄いものです。AT限定免許取りたてのビギナーでもドライブすることができるのですから。
                  

            
GR Supra のサイドビューです。いかにも空気抵抗が少なそうに見えるシルエットですね。燃料フィラーキャップの位置が、運転席ドアの直後に位置しているのはちょっと意外でした。

     
ダブルバブルルーフをアップで撮ってみました。昔のアバルトなどは、ルーフが盛り上がっているようなデザインでしたが、このクルマは中央部が凹んでいるように見えるスタイルなのですね。フロントスクリーン上縁はほぼ直線なので、単純にルーフの中央部分だけ上から押されたようなイメージなのでしょうね。それだけ空気抵抗の減少とヘッドクリアランスの確保に気を配っているという証なのでしょう。
          

          
比較のために、FIAT Abarth 750GT Zagato の写真を載せます。どう見ても、こちらはドアの開口部よりもっこりと盛り上がっているように見えますよね。このクルマでは、そのデザインモチーフがリアのエンジンフードにまで延びています。
              

                     
                      
                     
prominence red, white metallic, gr supra, gr garage, プロミネンスレッド,
ホワイトメタリック, grスープラ, grガレージ, gr スープラ, gr ガレージ,
bmw z4, straight six engine, toyota, トヨタ, BMW, z4, 直列6気筒エンジン,
オーストリア, グラーツ, マグナ・シュタイヤ, magna steyr, 8at, double bubble roof,
austria, ダブルバブルルーフ, graz, fr layout, 後輪駆動, FRレイアウト, coupe,
クーペ,

#prominencered #whitemetallic #grsupra #grgarage #プロミネンスレッド
#ホワイトメタリック #grスープラ #grガレージ #grスープラ #grガレージ
#bmwz4 #straightsixengine #toyota #トヨタ #BMW #z4
#直列6気筒エンジン #inlinesixengine
#オーストリア #グラーツ #マグナ・シュタイヤ #magna steyr #8at
#doublebubbleroof #austria #ダブルバブルルーフ #graz



フォローする Follow me

“GR Supra を見てきた” への5件の返信

  1. GRスープラの良さが
    わかりやすく書かれていて
    超感動
    写真も美しく見える角度がちゃんとわかってどうもすごいです

    なくなってほしくない車です

    この文読んで魅力を共有してもらいたいです
    少しでも多くの人に

    1. 小池先生、いつもお立ち寄り頂き、暖かいコメントをありがとうございます。
      小池先生の次期候補車輛ですね!

      1. GRスープラはウィンカーが左なので
        日本車とセットで乗ると
        ワイパーを動かしまくる歳になりました

        1. あれ、先生はすでに GR Supra を手に入れていたのですか? 速っ!!
          自分も一時期左右混在で混乱していましたが、今は一方向に統一してありますwww

          1. 誤解を招く表現
            大変失礼しました。
            今乗っている
            BMW 130iM Sports
            の後釜に
            86にするかスープラにするか
            悩みました。
            左ウィンカーがどうしても辛くて
            86にしました
            86は一度買ったしモデル末期ですが
            GRは無理でしたがGRスポーツを買いました
            3月に申し込んだんですけど
            9月納車です。

            2000 GTの記事も読みましたが
            貴重な写真とともに
            心が熱くなってます

Disco-4@東京 へ返信するコメントをキャンセル